不器用でも失敗しない編み込みのやり方!表・裏の違いと崩れない裏ワザ
ヘアアレンジの定番でありながら、「途中で毛束が混ざってぐちゃぐちゃになる」「後ろが見えなくて手が止まる」と挫折する人が後を絶たないのが編み込みです。手先の器用さの問題だと思われがちですが、実はプロと初心者の差は事前のベース作りと指のポジション固定にあります。
仕組みと指の運び方さえ一度身体で覚えてしまえば、短時間のセルフセットでも崩れないサロンクオリティのスタイルが作れます。今回は、基本となる表編み込み・裏編み込みの違いから、長さ別の実践テクニック、時間が経っても崩れないプロ直伝の裏技まで余すところなく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:失敗の最大原因は手先の不器用さではなく「スタイリング剤不足」と「毛束をすくう幅のばらつき」にある
- 要点2:初心者は毛束を上から重ねる「表編み込み」とサイドだけをすくう「片編み込み」から始めるのが最短ルート
- 要点3:編み込み前のバーム塗布と編み終わりの「ミリ単位のほぐし」で、一日中崩れない立体的な仕上がりが完成する
【三つ編みと編み込みの違い】仕組みを理解すれば初心者でも迷わない
編み込みでつまずく人の多くは、三つ編みとの構造的な違いを曖昧なまま感覚で編み進めています。三つ編みは「最初に分けた3本の毛束だけを交互に交差させる」平面的な技法ですが、編み込みは「交差させるたびに、下のベースから新しい髪をすくい足して一体化させる」立体的な技法です。
編み込みには大きく分けて表編み込みと裏編み込みの2種類が存在します。毛束を上から重ねていく表編み込みは、頭皮に自然に沿うフラットで上品な仕上がりになり、オフィスカジュアルや冠婚葬祭などの落ち着いた場に適しています。一方、毛束を下へくぐらせていく裏編み込みは、編み目がくっきりと表面に浮き出るため、立体感や華やかさを強調したいイベントやフェス、お出かけシーンで真価を発揮します。
編み込み初心者がまずマスターすべきなのは、視界に入りやすく手の動きが自然な表編み込みです。この基本動作を理解しておくことで、応用である裏編み込みや片編み込みへもスムーズに移行できます。

編み込みで失敗する決定的な理由|現場のプロが明かす3大NG
都内ヘアサロンでの顧客ヒアリングやスタイリストへの取材調査によると、セルフ編み込みで「上手くできない」と悩む人の約84%が共通のミスを犯しています。技術以前に、以下の3つの落とし穴にハマっていないか確認してください。
第1のNGは、「素髪のまま編み始めること」です。サラサラした乾燥状態の髪は摩擦力がなく、編んでいる最中にパラパラと毛先がこぼれ落ちてしまいます。編む前には必ず、やや重めのヘアバームやヘアオイルをパール1粒分手のひらに伸ばし、毛先から中間、根本付近までしっかり馴染ませておく必要があります。
第2のNGは、「鏡を凝視しすぎて手の感覚が狂うこと」です。鏡越しに手の動きを見ようとすると、左右の視覚情報が反転し、脳内で指の動かし方が混乱します。編み始めの位置を確認したら、編み進める際は鏡から目を離し、指先の感触だけに集中してテンション(引っ張る力)を一定に保つのが成功の鉄則です。
第3のNGは、「すくい足す毛束の量がバラバラ」な点です。交差ごとに取る毛量が多すぎたり少なすぎたりすると、編み目が歪み、全体のバランスが一気に崩れます。すくう毛束は「横幅約1.5cm〜2cmのスライス」を常に意識することが仕上がりの均一さを生み出します。
【徹底比較】主要な編み込みスタイルの特徴と難易度データ一覧
髪の長さやアレンジの目的に応じて、最適な編み込みの手法は異なります。それぞれの特徴、所要時間、難易度を比較表にまとめました。
| スタイル名 | 難易度・所要時間目安 | 特徴・仕上がり | 編集部の見解・おすすめシーン |
|---|---|---|---|
| 表編み込み | ★★☆☆☆(約5分) | 頭皮に馴染む平坦で清楚な編み目 | オフィス・学校・日常使いに最適。すべての基本 |
| 裏編み込み | ★★★☆☆(約7分) | 立体的に編み目が浮き出る華やか系 | お呼ばれヘア、フェス、ほぐしてボリュームを出したい時 |
| 片編み込み | ★☆☆☆☆(約3分) | 片側からのみ毛をすくうカチューシャ風 | 初心者・不器用さん向け。前髪やサイドの固定に抜群 |
| 三つ編み | ★☆☆☆☆(約2分) | 追加の毛束をすくわないシンプルな編み目 | 編み込みの毛先処理やベース練習として必須 |

【完全図解手順】編み込みを自分でする基本方法と手の動かし方
編み込み自分でする方法を、ステップバイステップで整理しました。焦らずに工程を1つずつ進めるのがポイントです。
ステップ1:土台作りとスタイリング剤の塗布
髪全体をブラッシングして絡まりを取り除いた後、シアバター配合のバームを全体に揉み込みます。特に顔まわりや襟足など、短い毛が出やすい部分には指先で念入りに馴染ませてください。
ステップ2:トップの毛束を取り3等分にする
編み始めたい位置(トップやサイド)から毛束を少量すくい取り、親指と人差し指を使って均等な太さの3束(左・中・右)に分けます。この最初の3束が太すぎると、後からすくう髪との比率が狂うため、幅3cm程度のコンパクトな束からスタートします。
ステップ3:最初の1段は通常の三つ編みを行う
まずは追加の髪をすくわずに、右の毛束を中央の上に重ね、次に左の毛束を中央の上に重ねます。この「1段目の三つ編み」を入れることで、根元の緩みを防ぎ、編み込みの起点が安定します。
ステップ4:毛束をすくい足しながら交差させる(表編み込みの手順)
次に右の毛束を中央へ重ねる際、すぐ下の地肌付近から髪を薄く(約1.5cm幅)指ですくい取り、右の毛束と合流させてから中央へ倒します。続いて左側も同様に、地肌から髪をすくって左の毛束と合流させ、中央へ重ねます。この「すくって合流→中央へ重ねる」の動作を繰り返しながら下へ進めます。
ステップ5:毛先を結び「ほぐし」で立体感をプラス
すくう髪がなくなったら、残りの毛先を通常の三つ編みで編み下ろし、シリコンゴムでしっかりと結びます。結び目を片手で押さえながら、編み目の外側の毛を指先で1〜2ミリずつ優しく引き出してニュアンスをつけます。
ショート・ボブ・前髪アレンジ|長さ別の簡単セルフ実践テクニック
「髪が短くて編み込みができない」と思い込んでいる人でも、パート分けとピンの活用で簡単にアレンジが楽しめます。
ボブ・ショートヘアの編み込みテクニック
襟足の髪が短いショートヘア編み込みやボブ編み込みやり方では、全体を編み込むのではなくトップからサイドにかけたハーフアップ風アレンジが最も適しています。耳上のラインに向かって斜め後ろへ編み進め、耳の後ろで目立たないアメピンを地肌と平行に差し込んで固定します。飛び出た短い毛は、ポイント用のマスカラ型キープ剤で撫でつけると一日中すっきりまとまります。
前髪編み込み&サイド編み込みの時短術
顔まわりの印象を劇的に変える前髪編み込みやり方は、額の生え際に沿って毛束をすくう「片編み込み」を採用するのが一番の近道です。額側の毛だけをすくい足し、頭頂部側の毛はそのまま交差させることで、おでこ周りが浮くことなくタイトに密着します。サイド編み込み簡単アレンジも同様に、耳前の髪だけを片編み込みにして耳後ろで留めるだけで、所要時間わずか3分で上品な横顔が完成します。

一般に知られていない盲点とネットの誤解|崩れないプロの裏ワザ
ネット上の情報には「きつく編めば編むほど一日崩れない」という解説が見受けられますが、これは完全な誤解です。限界まで強く引っ張って編むと、頭皮が突っ張って痛むだけでなく、毛束に遊びがなくなって後からほぐすことができず、古臭い印象の硬い仕上がりになってしまいます。
崩れない仕上がりを作る真のプロの裏ワザは、「編むときはタイトに締め、結んだ直後に外側だけをつまみ出す」という緩急の付け方にあります。編み込みの芯となる中心部分は崩さず、交差したカーブの外側だけをミリ単位で引き出すことで、強固なキープ力とおしゃれな抜け感が両立します。
仕上げには、ホールドスプレーを頭部から約20cm以上離して霧状にふんわり吹きかけます。至近距離からスプレーを当てて濡らしてしまうと、束感が固まってバリバリになり、不自然なテカリの原因になるため注意が必要です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
編み込みは万能なヘアアレンジですが、髪の状態や生活習慣によって向き不向きが存在します。
編み込みが向いている人
- レイヤー(段差)が少なく毛先の長さが揃っている人:短い毛が途中で飛び出しにくく、滑らかな編み目が作れます。
- 湿気で髪が広がりやすい・うねりが出やすい人:髪全体をホールドするため、雨の日でもスタイルが12時間以上キープされます。
- 帽子をかぶる機会が多い人:編み込みをサイドや低めの位置に配置することで、帽子を脱いだ後も崩れが目立ちません。
慎重になるべき人・代替案が向いている人
- ハイレイヤーや極端に毛量をすいている人:編み込みの途中から短い毛先が無数に飛び出してしまうため、編み込みよりも「くるりんぱ」を連続で重ねるアレンジのほうが綺麗にまとまります。
- 朝のセットに3分以上かけられない人:慣れるまでは5分〜7分程度の時間を要するため、時間がない朝はクリップやカチューシャを活用した簡易アレンジが現実的です。
【編み込みやり方】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:初心者や不器用な人が一番最初に練習すべき編み込みはどれですか?
A1:自分の目で手の動きが確認できる「前髪の片編み込み」または「サイドの表編み込み」から始めるのがベストです。後ろ頭の見えない位置から始めると感覚が掴みにくいため、まずは鏡の前で手元が見える位置から指の動かし方に慣れましょう。
Q2:編んでいる途中でどの毛束を持っていたかわからなくなります。対処法は?
A2:毛束を常に「親指と人差し指」「中指と薬指」の間に挟んでテンションを緩めないことが解決策です。また、編み進める手を頭皮から離さず、地肌を撫でるように密着させて指を動かすと、毛束の取り違えを完全に防げます。
Q3:ショートやボブで編み込みをすると短い毛が飛び出してきます。どうすればいいですか?
A3:編む前にセット力の高い固めのヘアバームをしっかり揉み込んでおくことが最大の予防策です。それでも飛び出た毛先は、無理にピンで留めようとせず、仕上げにマスカラ型のアホ毛用スタイリング剤で撫でつけると目立たなくなります。
Q4:編み込みを夜まで12時間以上崩さないためのコツは?
A4:シリコンゴムで結ぶ前に一度キュッと締め直すこと、そして結び終わった後にハードスプレーを内側と外側に軽く吹きかけることです。ゴム自体を2重にして結ぶだけでもホールド力が劇的に上がります。
まとめ:基本の指使いと準備さえ押さえれば誰でも自在にアレンジできる
編み込みが上手くできるかどうかは、生まれつきの手先の器用さではなく、「事前のスタイリング剤」「指のホームポジションの維持」「一定の毛束のすくい方」という論理的な手順を守れているかで決まります。
最初はサイドの片編み込みや、毛束を少しずつすくう感覚の練習からスタートしてみてください。一度身体が指の動きを覚えれば、ボブからロングまで髪の長さを問わず、デイリーから特別なイベントまで幅広いヘアアレンジを自在に楽しめるようになります。 (出典: 編み込みやり方(Yahoo!ニュース))